一般的には国産車と輸入車は違いがあると思われています。もちろん、使われている素材や塗料は違いがありますが、修理方法に大きな違いはありません。
ところが、輸入車ディーラーは「ディーラーで修理しないと不具合が発生する」とか「純正の塗料で塗らないと元には戻らない」という説明の仕方をします。
しかし
、自社工場を持っているのはごく一部。特に板金塗装に関しては、外注となっているパターンがほとんどでしょう。
塗料や材料に関してもメーカ−の外注先では、「メーカー推奨塗料」というものを使っていますが、その塗料でないと元通りにならないというわけでもありませんし、修理仕上がりは結局、作業者の腕にかかってきます。
もちろん、修理方法や扱い方に関しては日本車と全く同じというわけではありませんので、輸入車の修理を断る工場もあります。
逆をいうと、輸入車の修理を引き受ける工場は、技術的に応用力があり、自信を持っているということがいえるかもしれません。これは国産車の修理をご希望の方にも、ひとつの判断基準になるのではないでしょうか。
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